あとちょっとの高級品
たいていの新築現場の場合、
畳の予算は、最後の最後で削られてしまい、
結局「コレでいいや」的な
なかば諦めの品物になる事が多い。
新築の予算には限りがあるので、それもいたしかない。
でも、せっかく何年も使って頂くのだから、
やっぱり、
良い物を大事に長く
使って頂きたいのが本音。
それが結局は安い買い物になるはず。
今回の新築ではお客様が
「ゴザの種類を比べてみてみたい」
と、言って頂き、工務店さんの了解の元ピンからキリまで
ゴザをみて頂きました。
結果、標準品のワンランク上の物を選んで頂けました。
何が違うって、
1.縦糸が麻糸なので厚くて丈夫。
2.長いキレイなイ草を沢山使ってあるから
「目」が細かくてキレイ。
じゃ、一畳あたりどれくらい高いのかっていうと
1000円単位のコストアップ。
一部屋にしても1万円に行くか行かないか。
その仕上がりがこちら。
古民家風にしたいと言われた、お施主様の趣味にベストマッチの
和室になりました。
落ち着いた雰囲気に仕上がったと思いませんか?
畳は5年、10年使うものです。
良い物を大切にお使いください。
今回の畳表(ござ)を生産して頂いた農家さんは
一枚、一枚に心を込めて大切に作って頂いています。
Y様、この度はありがとうございました。
お気づきの点がございましたら
遠慮無くご一報ください。
<杉浦畳店 杉浦直樹>
ディスカッション
コメント一覧
畳の部屋は癒されますよね!
日常生活に癒しは一番必要だと思います^^
だから安い畳ではいけないと思います(^^)
以前お邪魔したときに、見せて戴いたイ草ですね
並べてみると、ホントにこんなに違うの?って感心しました
良い物を長く・・・
それがホントにecoなんですよね
タッキーさん
そうです。
あの時見ていただいた物です。
今回の様になるのはまれですが、
もっと知って頂く努力が必要ですね。