縁付畳は古い?縁無し畳(琉球畳)の方が新しい??

2024年8月7日

NPOで地域活動を一緒にしている仲間の娘さんからご連絡頂き、畳の入れ替え工事をさせて頂きました。

お打ち合わせのなかで、お義母様が
「縁の付いた畳は古めかしいから、縁の無い今どきの畳に替えちゃいなさいよ!」
と、鶴の一声を頂き、ござの交換のつもりで行った仕事が新しく作り替えることとなりました。

ダイケン工業製和紙畳表「清流」小麦色仕様です

縁付畳→から琉球畳風の縁無し畳に入れ替えたので、元の部屋の雰囲気からすっかりチェンジ。(施工前写真を取り忘れました)まったく違うお部屋になりました。

こんな写真を見てよく言われるのですが、
「2色に色分けして、市松敷きにしたい」
と。

じつはこれ、同じ色を縦横に敷く事により、反射の加減で色が変わって見えますが、使ってある畳表(ござ)の色は全く同じ色です。あえて違う色にする事もありますが、わざわざ変えなくてもちゃんと市松に見えるんです。

縁付畳=古めかしい
縁無し畳(琉球畳)=新しい
と、思われがちですが、もともとは縁無しの琉球畳が庶民用の安い畳で、縁の付いているのは身分の高い人や、家長だけが使える畳だったとか(諸説あり)今では、逆転してすっかり高級品になってしまいましたが。


いつもお世話になっているOちゃん、娘さんのHちゃんこの度はありがとうございました。また、お義母様、鶴の一声と、スポンサード頂きありがとうございました。

今回の畳
畳表:ダイケン工業 和紙畳表「清流」No.21小麦色
畳床:畳ボード30mm
価格:14,000円(税別)