仕事にあたって、注意事項メモ頂きました。
昨日から市内一般家庭の表替え(ゴザの取り替え)仕事をやらせて頂く事に。
畳を引き取って帰ろうと思ったとき、お客様から一枚のメモを渡されました。
よく見ると、部屋の畳図面と赤い線が引かれてました。
部屋はお茶のお稽古にも使っており、
赤い線を引いた部分に「目をのせて欲しい」とのこと。
「目をのせる」とは、畳表の長手方向の筋と畳へりをそろえる事を言います。
と、言葉で言っても難しいので・・・
↓目がのっている畳↓
↓目がのっていない畳↓
どうでしょう?わかるでしょうか?
お茶を点てる際には、この目を数えてお道具を置く場所を決めます。
そのため、縁際(へりぎわ)がきちんと畳の縦の線と揃っていないと、
いろいろ不都合が生じるようです。(勉強不足で詳しくありませんが・・)
もっとも、お茶を点てなくても部屋の壁や枠に対して、
内側にある縁の部分は特別な事情がない限り、
「目をのせる」ものです。
今度畳の上に座ったときは、
そんな事もちょっと思い出してみてください。
畳の見方が変わるかもしれません。
ディスカッション
コメント一覧
不都合とまではいいませんが、「???」になるかもしれません。
慣れていれば、感覚で置けるのですが、置いたときに「???」となるかも。
畳のことを知らないので、「目をのせる」という言葉初めて聞きましたが、目をのせてあるのが当然と思っていたので、気にとめたことはなかったですが、今後はよく見てみます。
kakuregaさんはお茶もたしなんでいらっしゃるんですね。
「目をのせる」
お茶をやっている方でも言葉を知らない方が多いようです。
是非今度気にしてみて下さい。