信州のゲテモノ(?)第2弾。
ちょっと前に信州の珍味「蜂の子」をエントリーしましたが、
今日は第2弾の蚕(かいこ)のサナギ。
その前に、ちょっとだけ歴史の勉強を。
明治から昭和初期にかけて、
日本の外貨獲得のかなりを占めていた岡谷のシルク。
全国から、多くの女工さん達が出稼ぎに来て、
故郷に錦をあげ、帰って行きました。
蚕が繭を作ってさなぎになって、蛾になって羽化する前に
その繭をお湯で煮立てて、繭を形成している糸を取り出します。
それを何本か束ねて糸にしたものが「生糸」「シルク」です。
詳細は コチラ と コチラ
繭から糸を取り出すと、残るのは大量の「さなぎ」。
当時からただ同然で手に入る事もあり、
貴重なタンパク源として食べられていました。
私が子供の頃まで、当然のように食卓に上がっていたのが
↓これ↓
お蚕様のさなぎの佃煮です。
あまりにグロテスクなので、モザイクかけちゃいました・・
でも、これがあったかーい、ご飯と一緒に食べるとうまいんだなぁー。
昔、祖母がもらってきたさなぎで、よくこれを作ってくれたっけ・・
久しぶりに、美味しく頂きました。
見る勇気がある方は こちら を、どうぞ。
↑やっぱり、信州人はゲテモノ食い?↑
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