親父と。
先週の金曜日、親父と言い合いをした。
畳の製作最終工程、
「返し縫い」(畳の縁を横で縫いつける工程)でのこと。
この工程に使う機械は、購入から30年が経過していて
かなり最近調子が悪い。
最近では、うまく縫うことが出来ずに、針を何本か折っている。
忙しいこの日も、機械がガチャン、ガチャンと、異音を発していた。
内緒で、機械メーカーに見積もりしてあった私は
私:「調子悪いから、中古に買い換えない?」
父:「・・・」
私:「調子よくなる改造もしてくれるらしいよ」
父:「そんなカネ、どこにあるだ!!?」
私:「そんなこと言ったって、
俺はまだまだこの先、たたみ屋を
やって行かなきゃいけないんだからな!!」
父:「・・・」
私:(チッ。ふざけんな!
調子悪い機械を使っている方が、効率も悪いし
逆に無駄が増えるだけだろ!!)
そう思いながら、イライラと1日の仕事を終えた。
土曜日。
親父が仕事場へ来るなりボソッとこう言った。
父:「機械屋が火曜日にくるぞ。
中古でいいのがあるって言うから。
60回払いでもイイって言うからな。」
ええええっっっ!!!???
買ったの?
それだけ言うと、親父は何食わぬ顔で仕事を始めた・・・
おやじ、ありがとう。
いろいろ言いながら、
これからの心配、してくれていたんだな。
昼休み、ありがたくて泣けてきた(・_・、)
月曜日。
うぉぉぉし!! がんばるとすっか!!
親に・・感謝しなきゃな・・
↑親孝行、してますか?↑
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